人件費配賦シュミレーションのガイド
このアプリは、人件費を各事業にできるだけ正確に配布することで、事業ごとの採算性を正しく把握するためのツールです。
社員ごとの人件費を「直接人件費」と「間接人件費」に分けたうえで、各事業に対する時間配分をもとに、事業別の人件費を自動で算出できます。
複雑になりがちな人件費の配分を、直感的かつ簡単に行えるのが特長です。
ツールの利用方法
以下の流れで人件費配布シュミレーションを実施します。
操作方法はスライダーをご確認ください。
右にスライド⇒
①事業と人員を登録します。必要な件数を追加します。
②事業を登録します。今回は3事業登録します。
③1人目の人員を登録します。
④2人目の人員を登録します。
⑤3人目の人員を登録します。最後に「計算する」ボタンを押す
⑥計算結果が表示されます。
シミュレーションを始めたい方は こちらのツールページ へ。
*人件費の配布
従業員の人件費(給与・賞与・法定福利費など)を、複数の事業に対して適切に振り分けること。これにより、各事業の正確な収支(採算)を把握できるようになります。
*事業毎の間接費の割合
複数の事業に関与する社員の人件費のうち、間接作業に費やした分を、各事業にどう割り振るかを示す比率です。
たとえば、ある社員が「会議」や「社内報告作業」など、特定の事業に直接紐づかない作業をしていた場合、その時間に対応する人件費を事業間でどう分けるかを、この「間接割合」に基づいて配分します。
この割合を決めることで、「事業ごとの間接人件費の配分」が可能になります。
*間接割合
その人が費やした時間のうち、直接事業に貢献していない活動(例:日報作成、システム入力、会議、社内研修など)に使った時間の割合。
この割合が高いと、間接部門的な性質が強いと判断されます。
*直接割合
その人が費やした時間のうち、特定の事業に直接関わる作業(例:営業、製造、現場作業など)に使った時間の割合。
事業の成果に直接結びつく活動であり、この割合をもとに「直接人件費」が計算されます。